ファンダメンタルズ分析*物価(バブル期から学ぶ)

ファンダメンタルズ分析の極端な例として非常に分かりやすいのが、日本のバブル期です。

社会人でこのバブルを経験している人であれば、分かると思うのですが、まさに、お金を「湯水のように」使っていたのです。

また、湯水のように使っても、あまりあるお金がある時代でもありました。

この時期の物価の上昇率はすさまじいものがありました。
今の時代エコが叫ばれていますが、当時はまだまだエコ意識が薄く、なんでも使い捨ての時代でありまた、その使い捨てになるものの値段そのものも、今の時代とは比べ物にならないくらい高価。

車の価格も今よりも50万円~100万円は高価だったのではないでしょうか。
それがまた売れる。
需要に供給が追い付かず、物の値段を高く設定しても売れるので、価格は上昇する、売れるといった景気のスパイラルを描いていったのです。
このスパイラルに引っ張られるかのように各企業の株価も非常に上昇していました。

そう、物価の上昇率などもファンダメンタルズ分析では非常に大切なことになってきます。
逆に、下降率も大切なファンダメンタルズ分析の材料になってきます。

バブル期はインフレ傾向にありましたが、それは同時に日本の円の価値が下がることも懸念されたのです。

たとえば、リンゴが1つ100円だったものが、200円になったとしましょう。
これは100円には、リンゴ1個分の価値があったものが、リンゴ2分の1個分の価値しかなくなったのと同じことなのです。

ファンダメンタルズ分析でとらえると、物価の上昇には、このようなとらえ方が必要になってくるのです。

経済